2010年05月07日

「改正国籍法」ようやく成立(2008年12月)

以下のリンク先は、2008年12月5日に、本館『自由帳で数学とか物理とか』およびニコニコ動画にアップされたものです。
改正国籍法:成立 婚姻要件を撤廃

 未婚の日本人父と外国人母の間に生まれた子が日本国籍を取得する条件から「両親の婚姻」を外す国籍法改正案が、5日の参院本会議で賛成多数で可決、成立した。

 両親の婚姻を定めた国籍法3条を違憲とした最高裁判決を受けた措置で、年明けにも施行され、父親の認知だけで子の日本国籍取得が可能になる。

 実際の父親ではない日本人男性の「偽装認知」によって国籍が取得される懸念もあり、虚偽の認知届を使って法務局に国籍取得届を出した場合、1年以下の懲役か20万円以下の罰金を科す罰則を新設した。市町村に虚偽の認知届や戸籍を届け出る公正証書原本不実記載罪(最長で懲役5年)と合わせた最高刑は懲役7年6月となる。

 衆参両院の法務委員会で偽装認知の横行を懸念する声が続出したことから、参院法務委は認知した父への聞き取りや父と子が一緒に写った写真の提出、父母の出入国記録の調査で慎重審査を求めて付帯決議した。法務省は通達などで対応する。

 最高裁大法廷は6月、未婚の日本人父とフィリピン人母の間に生まれた子供10人が日本国籍の取得を求めた訴訟で「婚姻要件を定めた規定は合理的理由のない差別を生じさせた」と判断し、日本国籍を認めた。

一部、民法さえ知らない国会議員がいちゃもんをつけたりした国籍法改正案でしたが、ようやく「法律」となりました。

直前になってのまさかの反対キャンペーンに、新風などの歴史修正主義者の参戦。ニコニコ動画における、チャンネル桜の露骨な検索妨害取りまとめただけの議員に対する脅迫や誹謗中傷落選議員による積極的なレイシズムの開陳など、カオス空間が出来上がってしまったここ数ヶ月でしたね。

年明け施行とのことですが、当然の如く日本は終了しないので、ご安心を。

……さて、次に今回の反対派の餌食になる法案はなんなんでしょうかね……彼らのロジックだと、どんな法律も決めることは出来なくなりますし。

まぁ、半年もすれば、今の反対派は国籍法に反対していたことなんてすっかり忘れて、他の物事に熱中しているのでしょうけど……付き合わされる法務省や国会議員の方々が気の毒でなりませんね、いやはや。
posted by 久間知毅 at 04:00| 国籍法改正案 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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