2010年05月07日

国籍法改正案が衆院通過(2008年11月)

以下のリンク先は、2008年11月18日に、本館『自由帳で数学とか物理とか』にアップされたものです。

国籍法改正案が衆院通過

 親の結婚を国籍取得の要件とする規定を削除する国籍法改正案は18日午後の衆院本会議で、全会一致で可決、参院に送付された。今国会で成立する見通しだ。
 日本人の父と外国人の母をもつ子の日本国籍取得について最高裁は今年6月、親の結婚を要件とした現行国籍法の規定を違憲とする判決を下した。これを受け、改正案は同規定を削除。父親の認知だけで国籍が取得できるようになるため、日本人男性に金銭を払うなどして虚偽の認知で国籍を取得する「偽装認知」には、新たに罰則を設けた。


衆議院の選択は、「最高裁判決に従うように法律を改正する」ということのようです。
まぁ、全会一致といっても、明らかに大勢が決しているときにおいて、異論ある人は反対せずに退席(棄権)することがあるので、そういうことなのでしょうが^^;
※なお、これはごく普通に行われることで、この例のみが特別に圧力がかかって云々という話ではありません。誤解なきよう。

この問題はあくまで最高裁判決の事後処理ですので、参院でも普通に通るでしょうから……ここまで来れば成立は時間の問題でしょう。

ともあれ、今回の件をまとめると、「衆議院は運用面での調整(逐一最高裁判決を引っ張ってきたりなど、かなりややこしい方法)ではなく、素直に最高裁判決に合うような法律にすることを全会一致で決めた」でしょうか。賛成反対どちらにしても、現状の「法務局の仕事がストップしている」という状態が是正されなければ話にならないので、現状維持はありえないでしょうね。

実際問題、この法案が通ったとしても、大して我々の生活には影響しないでしょうから、今騒いでいる人たちは肩透かし食らうの、目に見えてるんですがね^^;
まぁ、彼らの言うように「日本が終わる」ことがなかったとしたら、どういう反応するんでしょうね。ちょっと楽しみでもありますが。
(まぁどうせ、そんなことなかったかのように新たな餌に食いつくだけな気がしますが)


【追記】やえさんのところで「全会一致とは何か」についてあげられていましたのでご紹介。

全会一致ってなに?

 ちなみに国籍法改正法案の場合は法務委員会でも審議され、全会一致で採択されていますので、全ての会派が賛成であるというのはここの段階でも確認はされているコトになります。
 となれば当然議院運営委員会でも各党全て賛成であるというのが確認されるコトになるワケですから、本会議では「異議無し採決」で採決をしようと決まったというコトなのでしょう。
 「異議無し採択」が採られ、「全会一致」と表現されたのは、このような背景があったからです。

posted by 久間知毅 at 03:36| 国籍法改正案 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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